2001年第一回目 1月14日収録 FM1月27日放送 HD未定
アルトなかよしこよし

多田誠司(as) 山田 穣(as) 岡崎好朗(tp) 今泉正明(p) 荒巻茂生(b) 原大力(dr)

このユニットは、多田誠司と山田穣という 当代人気実力ナンバーワンの二人のALTO Playerの発案で95年に発足しました。
♪なかよしこよし♪ってぇ、ほんとに大人のジャズのバンド名なんかい?ツッコミ入れたくなるキモチをこらえ、聞いてみればバリバリ ジャズってます。さすがです。。。
演奏曲目:
1.Hank's Mood (Yoshiro Okazaki)
昔 大西順子(p)とJAZZ WORKSHOPというバンドをやっていたころ岡崎が書いてきた曲で、もちろんHank Mobleyに捧げた曲。
2.Calling Miss Kahdija (Lee Morgan)
KahdijaというのはLee Morganのガールフレンドの名前とか。三拍子のブルースナンバー。多田誠司・山田穣のバトルをフィーチャー。
3.Spiral (Kenny Barron)
名ピアニスト、ケニー・バロンの8beatの曲。イントロでベースを、ソロでピアノをフィーチャー。
4.Ornithology (Charlie Parker)
How High the Moonというスタンダードナンバーのコード進行を使って別のメロディーをのせるというビバップ時代に流行った手法を用いた作品。多田誠司・山田穣のアカペラデュオで演奏。ライブのアンコールで必ずこのスタイルでやっている。
5.Stupendous Lee (Gigi Grice)
名アルト奏者であり名作曲家でもあるジジ・グライスの作品。岡崎好朗が抜けて二管で演奏。小粋なメロディーと対旋律に注目。
6.Thespian (Freddie Redd)
BLUENOTEにいい作品を何枚か残している優れた作曲家・ピアニスト、フレディー・レッドの曲。三管ならではの分厚いサウンドになっている。最初のルバート部分と途中からの急速調のところの対比が面白い。
7.Mr.Swoosh! (Seiji Tada)
これもJazzWorkshopのころクロージングテーマにしていた曲。フルバージョンで
やる機会がなかったので アルなかのレパートリーにしている。
SwooshとはNIKEのブーメランマークのこと。何年か前にタイガーウッズがマスターズに史上最年少で優勝したときに多田誠司が作って彼に捧げた曲。アップテンポで難しいチェンジを持つ。
Encore.
Woopin' Blues (Tradisional)
New Orlinsの古いトラディショナルブルース。セカンドラインと呼ばれるデキシー風のリズムで演奏
プロフィール:

多田誠司(リーダー、as)
1960年、香川県高松市生まれ。
中学、高校を通じて吹奏楽部でFluteおよび指揮者を担当。岡山大学入学と同時にJAZZ研究会に入 部。20才の時AltoSaxに転向。大学卒業後、就職のため地元に帰り、セミプロの立場で中四国・京阪神
のライブハウスで活動するが、JAZZへの情熱を捨て切れず、1988年上京。都内ライブハウスで活動を開始。
以後、小林洋子(P)グループ等を経て1990年に村田浩(Tp)&The BOP BANDに参加。1992年にCD『The
Blues Walk』にて全面的にフィーチャーされ、一躍脚光を浴びる。1993年末には、キングレコード主催、 日本の若手ミュージシャン達による『日本ジャズ維新ジャム』のレコーディングにも参加。その情熱あふれるプレイで多くのファンを獲得する。1994年10月にはドラムの猪俣猛氏の『Japan
Just Jazz All Stars』 の一員として国際交流基金主催のメキシコ公演に参加、大成功を収める。
1996年3月には大西順子(P)QUINTETの一員としてBLUENOTE東京・福岡・大阪の3週間にわたるツアーに参加。Marcus
Belgrave(Tp),Rodney Whitaker(B)ら海外一流ジャズメン達と共演し交流を深める。また1997年5月にもJAZZWORKSHOPの一員として二年連続でBLUENOTE公演に参加。
1997年6月、待望の初リーダー作『THE GIG』を東芝EMIより発売。SWINGJOURNAL誌主催、97年度「日本ジャズ賞」部門で第三位に入るなど、各方面より絶賛される。98年4月には来日中のBranford
Marsalisがこのアルバムを絶賛し、BLUENOTE東京にて共演するチ
ャンスにも恵まれた。99年8月にSLASH!のデビューアルバム「SLASH!」をEWEよりリリース、高い評価を得る。また世界的トランペッター日野皓正に認められ99年9月から彼のグループにレギュラーメンバーとして参加。
97年9月に自己のQUARTET、98年10月、99年9月にSLASH!でNHK-FM「セッション'97、'98、505」に出演。2000年度、SWINGJOURNAL誌「日本ジャズメン人気投票」でALTO部門第四位、コンボ部門でSLASH!が第六位。
現在、『日野皓正QUINTET』『日野元彦 CLUB TOKO』『SLASH!』『Altoなかよしこよし』『宇川彩子GROUP』『香取良彦(Vib)オーケストラ』『東京LeardersBigBand』等のレギュラーを務める一方、辛島文雄(P)セッション、大坂昌彦(Ds)セッション等で活躍中。
また、演奏活動のかたわら尚美音楽学園およびDa Capoで講師として教鞭をとる。
多田誠司さんの公式ホームページ
山田穣(やまだ じょう)(as)
1968年京都生まれ。12才からアルト・サックスを始め、故・前川元(元シャープス&フラッツ)に師事。16才からの1年間をNYで過ごす。89年、大学を一時休学してバークリー音楽院に入学、ビル・ピアース、ジョー・ビオラに師事、ロイ・ハーグローブやアントニオ・ハート等と共演。90年帰国、椎名豊、日野元彦、小林陽一、益田幹夫、大西順子、五十嵐一生、大阪昌彦らと共演、現在は自己のグループなどを率いて都内を中心に積極的なライブ活動をおこなっている。
スイング・ジャーナル誌の日本ジャズメン人気投票で97年・98・99年3年連続して1位。
97年初リーダーアルバム「ブルーストーン」を」発表、98年第2作「イン・ザ・プレザント・シェイド」はNYの一流ミュージッシャンと組んでの意欲作として好評を博している。
ダンディな立ち姿ね 
岡崎好朗(おかざきよしろう)(tp)
1971年4月27日生まれ。東京都江東区出身。
12歳からトランペットを始め中学生のときに観た”ベニーグッドマン物語”に影響されジャズを聴き始める。17歳のときからジャズを演奏し始め、五十嵐一生、村田浩に師事。
1990年の夏にBerklee In Japan セミナーに参加して奨学金を獲得して、1991年9月にボストンにあるBerklee
College of Musicに留学。在学中はボストンを中心に様々なジャンルの演奏活動をし、学内ではハーブポメロイの”Recording Band”で活躍する。
1994年に、同校パフォオーマンス科を卒業し帰国する。帰国後は、中村誠一、多田誠司、大西順子、小林陽一、日野元彦等のバンドで活躍中。1997年春、大西順子と国内の”Bluenote”ツアー(東京、大阪、福岡)に参加。1997年6月、小林陽一&グットフェローズの一員としてNew
Yorkにある”Birdland”に出演しライブレコーディングをする。
現在は、自己のQuintet「岡崎ブラザーズ」(ts:岡崎正典・p:吉田桂一・b:荒巻茂生・ds:原大力)でも活動中。
岡崎好朗さんの公式ホームページ
荒巻 茂生(あらまきしげお)(B)
1966年3月14日生まれ。三重県出身。20歳のときに上京し、21歳頃から寺下 誠(P)・伊原 康二(P)等と共演し、プロとしての演奏活動を始める。その後、村田 浩(Tp)&The
Bop Bandに加入し3年間活動を行う。脱退後、秋吉 敏子(P)トム・ハレル(TP)大野 俊三(TP)リー・コニッツ(AS) カルロス・ガーネット(TS)等と共演をおこなう。現在は、大西 順子(p)辛島 文雄(p)山田 穣(AS)
竹内 直(TS)日野 元彦(DS)アルト仲良しこよし等で活躍中。
海外での演奏も多数経験あり。(モントルージャズフェスティバル等)
荒巻茂生さんのホームページ
原 大力(はら だいりき)(DS)
1959年5月22日生まれ。福岡県出身。鹿児島ラサール高校卒業後、千葉大学入学。81年プロ入り。
ミッキー吉野らとテレビ関係の仕事をする。87年バークリー音楽院入学。ロイ・ハーグローブ、ジョシュア・レッドマン、アントニオ・ハート等とセッション・ギグを重ねる。90年帰国。宮之上貴昭&スモーキンに加入。その後、大西順子トリオの初代ドラマーとして彼女のデビューアルバム『WOW』に参加。
96年大西順子トリオでモントルージャズフェスティバルに出演。
今泉 正明(いまいずみまさあき)(p)
1959年生まれ。 学生時代よりプロとして活動を始める。86年渡米、BOSTONのバークリー音楽院に留学する。勉強のかたわらライブハウス、ジャズクラブ等で多数の演奏活動(ジャズ,ファンク,ラテンフュージョン)を行う。また88年1月には学校代表バンドの一人としてNAJEジャズフェスティバル(T.フラナガン.J.J.ジョンソン,B.エバンス等出演)に出演して、アウトスタンディング賞を貰う。89年夏卒業(JAZZ作曲・編曲科)、帰国後は演奏活動の拠点を東京に置き、中村誠一、松本英彦、稲葉国光、北
村英二、宮の上貴昭、福村博らと共演、日野元彦ARTDIRECTIONS、大森明グループ、松島啓之クインテット、
向井滋春セッション、自己のトリオ等で活動し、また現在、洗足学園短期大学ジャズコースの 講師として教鞭を取る。

一言:
このユニットは和気あいあいと楽しくやろうというのが当初の計画だったそうですが、全くタイプの違うアルトサックス奏者、多田誠司さんと山田穣さんの二人の音色の絡み合いが最高にスリリングでかっこいい。バトルしてます、充分に。良きライバルって やっぱり大事なのねぇ、、と感じますわ。
発足当時は 文字通りのアルト2管だったのが '96の一月 、とあるきっかけで 岡崎好朗さん(Tp)が飛び入り参加、そこでの岡崎氏は、とても飛び入りとは思えない素晴らしい演奏を披露し原氏の「岡崎もレギュラーにすればいいじゃん」という、ちょっと無責任な一言でこのグループは三管編成となったとか。
ライブでの人気も定着し 昨年末の原宿KEYNOTE(:アルなかを応援してきたジャズクラブ。惜しまれつつ2000年いっぱいでお店は閉店となりました。ただし、2001年3月1日、赤坂に「Bフラット」という名で再スタートします。こけら落としは勿論アルなか!新しいお店もご贔屓に♪)では6管スペシャルバージョンで183人という開店以来の動員記録をつくりました。”アルなか”で是非CDを作って、、の声にインタビュー時も満員のお客さんから大きな拍手が。うんうん、、みんな期待しているんだねぇ。
人気だけでない、実力、アンサンブル、ソロのかっこよさ、スリル、すべての魅力を網羅している「アルなか」。ほんとは仲が良くても悪くても すべてをエナジーにして燃えていくことでしょう。新世紀の活躍も目が離せませんわよぉ〜。

お、、愛し合ってる二人♪ アルトなんかアヤシイおよし!