12月16日収録 FM1月19日放送

向井滋春with ジャズ・ストリングス

向井滋春(tb)、里見紀子(vl)、高橋亜聖(vl)、高嶋麻由(viora)、平山織絵(cello)、今泉正明(p)、山下弘治(b)、岡部洋一(per)

演奏曲目:
M1.FLUVIO (向井滋春)
M2.Straighat No Chaser(セロニアス・モンク)
M3.Wedding(ダゥラー・ブランド)
M4.Libel Tango(ピアソラ)
M5.ノルウェーの森(P.マッカートニー&J.レノン)
M6.N.I.C (向井滋春)

 
向井滋春(tb)
1949年1月21日、名古屋生まれ。高校入学時に吹奏楽でトロンボーンを始める。 同志社大学でビッグバンド、コンボで演奏。1970年にヤマハLMコンテストに入賞。
‘72年川崎僚バンド、大友義雄バンド、に参加しながら自己のバンドも結成。'74年 新宿ジャズ賞受賞。'75年SJ誌人気投票トロンボーン部門で1位に選ばれて以 来現在まで圧倒的に首位を独占している。
‘79年にニューヨークに渡り、帰国後「モーニングフライト」を結成。「オリッサ」と改変。この間「渡辺香津美キリンバンド」「松岡直也ウイシング」に も参加。アルシオーネ、
ジョアンボスコ、等ブラジリアンとの共演。香港、マカオジャズ祭への出演。ベルリンジャズ祭、ドナウエッシンゲン祭、 スティーブガット等との「Pleasure」、アストラッドジルベルトとの 「So&So」をNYで録音。
その後エルビンジョーンズとのツアーを機に再びストレートジャズにのめり込む。
'86年に板橋文夫、古野光昭、古沢良治郎と「ホットセッション」を結成。
'90年には「ING プロジェクト」で旧ソ連(モスクワ等)で演奏。
'95年山下洋輔グループでブラジル、アルゼンチン、パラグアイ公演に参加。
'98年プロ野球オールスター戦名古屋ドームで「君が代」をソロ演奏。
'98年11月には旧友のビリーハートや二コラスペイトンらとNYで 「STANCE」をレコーディング。
現在は「自己のクインテット」「Super4Brass(2001年1月CD発売)」 「弦楽四重奏とのバンド」山下洋輔、八尋トモヒロとの「八向山」で活動している。管や弦のアレンジでも頑張っている。又洗足学園大学ジャズ学科の客員教授も務めている。

 
里見紀子(vl)

東京芸術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業。
'95 ウィーン国立音楽大学の室内楽マスタークラスに参加し、アルテンベルクトリオに師事。
最優秀の成績を修める。
帰国後、スタジオワーク、TV、コンサート等で活躍。
現在、若手ジャズヴァイオリニストとしてライブシーンでも注目を浴びている。
またCM作曲家として、「日本ハム」「ロッテ チョコパイ」「養命酒」「クリナップ」等の音楽を手がけ、好評を博す。


高橋亜聖(vl)


高嶋麻由(viora)

 
平山織絵(cello)


今泉正明(p)
1959年生まれ。 学生時代よりプロとして活動を始める。86年渡米、BOSTONのバークリー音楽院に留学する。勉強のかたわらライブハウス、ジャズクラブ等で多数の演奏活動(ジャズ,ファンク,ラテンフュージョン)を行う。また88年1月には学校代表バンドの一人としてNAJEジャズフェスティバル(T.フラナガン.J.J.ジョンソン,B.エバンス等出演)に出演して、アウトスタンディング賞を貰う。89年夏卒業(JAZZ作曲・編曲科)、帰国後は演奏活動の拠点を東京に置き、中村誠一、松本英彦、稲葉国光、北 村英二、宮の上貴昭、福村博らと共演、日野元彦ARTDIRECTIONS、大森明グループ、松島啓之クインテット、向井滋春セッション、自己のトリオ等で活動し、また現在、洗足学園短期大学ジャズコースの 講師として教鞭を取る。


山下弘治(b)
1967年10月9日愛知県名古屋市生まれ。名古屋大学理学部地球科学科卒業。同大学在学中より、地元のライブハウスで活動を開始。この頃、向井滋春、植松孝夫、峰厚介らをゲストに迎え、数々のライブをこなしている。その後、五十嵐一生グループのメンバーとして東京でもライブ活動を開始。その後、椎名豊(p)と出会い、彼の薦めで 93年「ジャズネットワークス」の一員として3作目「ブルーズンバラッズ」をNYでレコーディング。(この時のメンバー:ロイ・ハーグローブ、ジョシュア・レッドマン、ジェシー・デイビス、椎名豊、大坂昌彦)
大学卒業後、椎名豊3に参加、94年上京。同時に向井滋春Gに参加、本格的にジャズベーシストとしての活動を始める。
アコースティックベースの音色を生かした暖かなサウンド+ビッグトーンに加え、堅実かつ大胆なプレイが高く評価される。96年ハンク・ジョーンズと初共演、以後97,99年と来日のたび、彼からの指名を受け共演している。
98年SJ誌国内ジャズメン人気投票ベース部門第5位、99年2位、2000年5位。
現在、向井滋春G、本田竹廣3、嶋津健一3、寺下誠3、小池純子G等に参加。


岡部洋一(per)
1962年1月12日、東京都生まれ  A型山羊座
高校時代からパーカッションの演奏を始める。大学在学中にブラジル音楽と出会い、卒業前からプロとしての活動を開始。ブラジリアンレストランでしばらく演奏したのち、いきなりおニヤン子クラブの全国ツアーに参加。その後アイドル歌手のバックを多数つとめる。それとともにさまざまなジャンルのアーティストと共演するようになる。ジヤズ系、ロック系のコンサートやライブハウスへの出演が増え、また来日ブラジル人ミュージシャンとの共演も多い。もともと好きだったアバンギャルドな音楽を演奏する機会も多くなり、最近はどんどん深みにはまってゆく日々を過ごしている。現在、トランスロックバンドとしてコアなファンをもつ「ROVO」や、「ボンデージ・フルーツ」、また16人編成のロックバンド、「ザ・スリル」のメンバーでもある。おもな共演アーティストは、バーデン・パウエル、大貫妙子、ショーロ・クラブ、向井繁春、小野リサ、村田陽一、溝口肇、中西俊博、井上鑑、EPO、酒井俊、城戸夕果、ホッピー神山、角松敏生等々、枚挙に暇なし。

小川から一言:世界の向井滋春さんは様々なアプローチをしていらっしゃいますが、今 力を入れている一つが このwithストリングス。トロンボーンと弦楽器の取り合わせ、一見ミスマッチなようでいて とても心地が良い。アレンジの妙もあるのでしょう、とても自然にそして情熱的に耳に心に響いてきます。弦の女性達は存在も演奏も華やかですねぇ。
弦アレンジに目覚めたという向井さん、ゆくゆくはフルオーケストラを指揮してみたい!とのこと、近く実現するのでは?!何歳になっても若々しく、挑戦する心を忘れない向井さん、当分ポールウィナーの地位は誰にも譲らないでしょう。
終了後、何人かで打ち上げをしました。ワインを飲みながら 里見さんや今泉さんと音楽論を戦わす姿も印象的でした。