2月13日収録 FM2月19日放送
大坂昌彦カルテットフィーチャリング本多俊之

大坂 昌彦(dr) 村山 浩(p) 塩田 哲嗣(b) 本多 俊之(sax)
大坂 昌彦さんは、人気No.1ドラマーであるだけでなく、コンポーザーとしても素晴らしい才能を発揮しています。今回もすべて大坂さんのオリジナル。
こちらもプレーヤー・作曲家として多彩な活動を続ける本多俊之さんを迎えてのスペシャルセッション。エキサイティングでした。
【収録】 平成12年2月13日(日) 17:30〜18:30 CR−505
【放送】 FM:平成12年2月19日(土) 21:00〜22:00
(HDは未定)
【出演】 大坂昌彦(dr) 村山浩(p) 塩田哲嗣(b) 本多俊之(ss)
【司会】 小川 もこ
オープニング・タイトル・テーマ
TM C Jam Blues(1'〜1'30")
演奏曲目:(全曲 大坂昌彦オリジナル)
M−1 「CHATTE TROIS COULEURS」「シャ・トワ・クレール」トリオでの演奏
M−2 「REBORN」 「リボーン」 本多も加わってカルテットで アルバム未収録の最新曲
M−3 「FRAGMENT」「フラグメント」本多も加わってカルテットで
M−4 「SIMPLE WALTZ」「シンプル ワルツ」トリオでの演奏
M−5 「DONユT GET UPSET」「ドント ゲット アプセット」本多も加わってカルテットで

リーダー ドラムス 大坂 昌彦(おおさか まさひこ):
1966年9月28日 秋田県で生まれる。ギター奏者である父親の影響で10歳でドラムスを始める。
85年にバークリー音楽院のクリニックを受け奨学金を得て、86年1月に渡米、バークリー音楽大学に留学する。89年卒業後、ロイ・ハーグローブ(tp)、デルフィーヨ・マルサリス(tb)らと共に全米各地をツアーでまわるなどNYで演奏活動し、1990年の春に帰国。
1992年1月 双頭コンボ“大坂昌彦・原 朋直 クインテット”を結成する。
スイングジャーナル誌「批評家投票ドラムス新人部門」第1位に選出される。
1995年7月NHK総合テレビ「時の人、旬の人」に出演し、話題を呼んだ。また「スイング・ジャーナル」誌の読者投票における邦人ドラマー部門で第1位となり、99年まで連続5年その地位を守り続けている。
1996年4月 洗足学園短大音楽科ジャズコース講師に就任。
1996年12月“大坂昌彦・原 朋直 クインテット”のアルバムをニューヨークで録音。
1997年3月 ワシントンDC「さくら祭り」に“大坂昌彦・原 朋直 クインテット”で出演し、アルバム「ケネディ・センター・コンサート」に収録される。9月から翌年3月まで、PCMデジタル放送ミュージックバード「オープンセサミ」のパーソナリティーを務める。
1998年 スイングジャーナル誌「第48回日本ジャズメン読者投票コンボ部門」で“大坂昌彦・原 朋直 クインテット”が第1位に選ばれる。
同年4月、3枚目のリーダー・アルバム『ウォーキン・ダウン・レキシントン』を、フィル・ウッズ、キム・ナザリアン、マルグリュー・ミラー、クリスチャン・マクブライド、マーク・グロス、ダスコ・ゴイコヴィッチ等とニューヨークにて録音し、10月発売。
同年6〜8月、NHK教育テレビ「山下洋輔のジャズの掟」に出演。
デューク・ジョーダン、ダスコ・ゴイコヴィッチ、デルフィーヨ・マルサリス、アンソニー・ウォンジーなど、数多くの来日ミュージシャンと全国ツアーやレコーディングをする。
後進の指導にも力を入れており、洗足学園短大や都内のドラムスクールでの講師を務める他、3巻の教則ビデオを発売、’95年より月刊誌「リズム&ドラムスマガジン」にジャズドラム講座を連載する。
抜群のリズムセンス、キレ味鋭いドラミングもさることながら、トータルな音楽家として作曲・編曲の才能も高く評価されている。 オリジナリティを重視したバンドサウンド、幅広い音楽性、真のジャズを研究し続けるドラマー。 2000年1月、所属の事務所から独立。
エレBはリハーサルの時だけ
*ベース 塩田 哲嗣(しおた のりひで)
1969年8月8日生まれ。
もともとアートディレクターを志し、芸大デザイン科を受験中、たまたま行った音楽学校で、E.BASSを渡辺建、コントラバスを井野信義、理論、アンサンブルを佐藤允彦、板橋文夫らに師事。聴音、和声を新井おう子、山本浩之。最近までに、クラシックのコントラバスを立原えり子、N響の今野京に師事する。
初めは、E.BASSで活動を始めるが、次第にJAZZに興味を持ち、PIANOの西直樹に見込まれてJAZZ界入りする。以来、中村誠一、大口純一郎、椎名豊、井上祐一、原大力らのグループや、池田篤、今泉正明、大坂昌彦、岡安芳明、松島啓之、山田穣らと共演を重ね、2年にわたり、Tp.岡崎好朗、Ts.川嶋哲朗、P.井上祐一、Dr.広瀬潤次というメンバーで自己のグループを率いた。
雑誌『JAZZLIFE』でインタビュアーとして、デイブホランド、チャーリーヘイデン、レジーワークマン、カーラブレイ、ゲイリーピーコック、N.O.ペデルセン、ロンカーターなど 数多くの一流JAZZMUSICIANと接する機会を持つ。D.J.との交流も深く、U.F.O.やJ.P.VINER、内海イズルらのクラブイヴェントにゲスト参加したり、clubBlueやclubApolloなどでイヴェントプロデュースを手掛けたりもした。
その後、1996年に、以前から交流の深かった、ウィントンマルサリスグループのベーシストのレジナルドビールの勧めで、渡米。ニューオリンズで、ウェスアンダーソン(ウィントンマルサリスグループのA.Sax)グループのレギュラーベースプレイヤーをはじめ、ジャミーダベンポート(ハリーコニックJr.e.t.c)、アーバンメイフィールド、ジョンブーテ、ジェイソンマルサリスらのグループやエリスマルサリス、ニコラスペイントン、マークホウィットフィールド、ヘンリーバトラー、シャノンパウエル、ドナルドハリソン、グレンパッチャ、ピーターマーチンらと共演を 果たす。
VISAの都合で帰国後、大坂昌彦、山本剛、大口純一郎、椎名豊、中村誠一、多田誠司、大野雄二、太田剣らのグループで活動したり、ClubOJASでのジャムセッションイベントのオーガナイ ズ、他のジャンルのミュージシャンや本田俊之、渡辺貞夫、菊池雅章、小曽根真らとも共演を果たす。また、若いミュージシャンを集めてワークショップGIGも常に行っている。

* ピアノ 村山 浩 (むらやま ひろし)
1970年10月23日生まれ、東京都出身
2才の時からクラシックピアノを始め、高校在学中にジャズに目覚める。慶応大学在学中からプロとして活動、94年横浜ジャズプロムナ−ド・コンペティションに於いてオリジナル賞、ベストプレ−ヤ−賞を、95年にはグランプリを獲得、注目を集める。福村 博・アツプ・タウン・ジャズ・クインテット、白庭 潤・カルテット、リチャ−ド・パイン
&カンパニ−などで活躍、その間、日野晧正、クリスチャン・マクプライド、ルイス・ナッシュなど海外を含め、一流ミュ−ジシャンとの共演も多い。
現在では、自己のトリオを中心に、主として東京、横浜などのライプに出演するなど、そのストレ−ト・アヘッドな中にも幅広い音楽性を感じさせるプレイには定評があり、人気も高い。TBS系ドラマ「部屋においでよ」のピアノ指導を担当するなど、演奏外での活躍も目覚ましいものがある。

* ソプラノサックス 本多 俊之(ほんだ としゆき)
1957年、東京生まれ。1978年、L.A.の人気フュージョン・グループ ”シーウィンド”をバックに従えて、初のリーダー・アルバム「バーニング・ウェイブ」を発表。以来、数々の著名ミ
ュージシャンとの共演、特に海外における評価は高く、チック・コリア、フレディ・ハバードらとレコーディングを行っている。1984年東宝配給最優秀音楽賞を受賞。88年には『マルサの女2』
のサントラ盤でもある「ガディス/マルサの女2」を発表。1992年、映画『ミンボーの女』の音楽を手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。93年、”ニュースステーション”新テーマ曲「ハーモニー」を発表。五月には映画『大病人』の音楽を担当する。96年、日本TV系連続ドラ”
竜馬におまかせ!”挿入曲「オーシャン・ウィンド」伊丹十三監督映画『スーパーの女』テーマ曲「レディスマート」、TV朝日系 ”スーパーモーニング”テーマ曲「スイートヴァカンス」を含むアルバム「サックスホリック」を発表する。『スーパーの女』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受
賞。
音楽
1984.04.14 人魚伝説 ディレクターズ・カンパニー=ATG
1984.04.20 夕ぐれ族 にっかつ
1985.09.14 ひとひらの雪 東映東京
1987.02.07 マルサの女 伊丹プロ=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
1988.01.15 マルサの女2 伊丹プロ
1988.10.29 妖女の時代 関西テレビ放送=ディレクターズ・カンパニー
1989.07.22 ガンヘッド 「ガンヘッド」製作委員会
1990.06.02 あげまん ITAMI FILMS INC.
1992.05.16 ミンボーの女 ITAMI FILMS INC.
1993.05.29 大病人 ITAMI FILMS INC.
1996.02.03 ゼラフィムの夜 ツインズ
1996.06.15 スーパーの女 伊丹プロ
1997.09.27 マルタイの女 伊丹プロ
1997.10.18 鍵 東映=東北新社
1997.11.22 東京龍 TOKYO DRAGON NHK
一言:様々なCDで大坂さんのドラムの素晴らしさは感じていたつもりでしたが、目の前で展開する華麗なドラムワークには ただただ見とれ、聞き惚れるばかり。ぴたっぴたっと決まるスネアの音のなんて快感なこと。一挙手一投足に華があるのです。世界の一流ミュージッシャン達が大坂さんと共演する訳がわかります。収録開始前、インタビュー部分の打ち合わせ、、、と称して約1時間話し込んでしまいました。バークリーやNYの生活で得たもの、今後やっていきたいことなど話題は多岐に及び楽しかったです。今年年頭、所属事務所を独立、一匹狼でさらなるチャレンジを続けていく姿、逞しく感じました。
そういえば、1月末、小川は山形県鶴岡市を旅しました。このまちには「レキシントン」というこだわりのジャズ・ライブホールがあります。ダスコ・ゴイコビッチや大坂さんもこのホールで数多く演奏し、そのライブ盤がCDとなっていますが、レキシントンで企画されたCDの1枚、「Walkin' Down Lexington」大坂昌彦(NY録音・キングレコードKICJ351)が スィング・ジャーナル誌のゴールドディスク推奨盤に選ばれ、さらに制作企画賞を受賞したという記事を読んだときから、大坂さんゆかりのこのホール、訪ねてみたいと思っていたのですが、今回それが実現し、想像以上に素晴らしい空間で感激もひとしおでした。いつかここでセッション505の公開録音をおこなってみたいものです。(写真等はこちらのページをどうぞ)
大阪昌彦リーダー作バックナンバー
Black Box 大坂昌彦
99年4月23日にアンコール・プレスで再発売。(価格2000円/ KICJ372)
三好功郎(g)/井上祐一(p)/ボブ・ケンモツ(ss,ts)/杉本智和(b)/大坂昌彦(ds)
キングレコード(KICJ280)
96年4月16ー18日
Cracking(大坂昌彦)
Without A Word(大坂昌彦)
Just Turned(大坂昌彦)
Passing By(大坂昌彦)
When The Wind Blows(大坂昌彦)
Catch The Wind(大坂昌彦)
Gotta Have New Jackets(大坂昌彦)
Glad You Made It(大坂昌彦)
Flea Hunting(大坂昌彦)
Walkin' Down Lexington 大坂昌彦
キングレコード(KICJ351)
大坂昌彦(ds)/Kim Nazarian(vo)/Mulgrew Miller(p)/Christian
McBride(b)/Mark Gross(ss,as)/Dusko Goykovich(tp,fl)/Phil Woods(as)
98年4月14-17日
Chatte Trois Couleurs(大坂昌彦)
Walkin' Down Lexington(大坂昌彦)
The River Flows Into The Night(大坂昌彦)
Close To You(Burt Bacharach)
An Englishman In New York(Lol Creme)
Chick-A-Dee(大坂昌彦)
Once Upon A Summertime(E Marnay)
L-O-V-E(M Gabler,B Kaempfert)
Circadian Rhythm(大坂昌彦)
Unchained Melody(H Zaret, A North)
クロスフェイドCrossfade 大坂昌彦
キング・レコード(KICJ387) 99年12月23日発売
大坂昌彦(ds)、Nicholas Payton(tp/3)、Brian Lynch(tp/2)、Antonio
Hart(as/4, 10、ss/7)、Mark Turner(ts/1,2、ss/6,8)、David
Murray(ts/10、bc/9)、Anthony Wonsey(p/1,2,3,6,8)、Onaje Allen
Gumbs(p/4,5,7,10)、Ruben Rogers(b/1,2,3,6,8)、Gary
Peacock(b/4,5,7,9,10)
99年9月27,28日録音
Don't Get Upset(大坂昌彦)
Last Summer(大坂昌彦)
Cold Love(大坂昌彦)
Minor Mood(大坂昌彦)
Simple Waltz(大坂昌彦)
Scarborough Fair(Traditional)
Morning Dance(大坂昌彦)
Fragment(大坂昌彦)
In A Mellow Tone(Duke Ellington)
Just Like A Woman(Bob Dylan)
スタジオにいらっしゃったかたの感想:
墨田区の けせらさん
大坂さんは 顔の表情がとても豊かな人ですね。
顔だけじゃなくドラムも表情豊かでこんなドラムを聴いたのは始めてです。(私はJazz入門者ですから当然ですけどね)
なんだか 話し掛けられているようで 大きくないけど力強くしっかり届いている。
(歌も一緒ですよね。 うまい人の歌はppでもしっかり届きます)
本多さんのサックスを聴いているとどうも 宮本信子さんの寝癖のついた髪の姿が浮かんでいけません(マルサの女?)。
本多サックス=伊丹映画が植え付けられている私です。
matadorさん
小川もこ様。お久しぶりです。
大坂昌彦カルテットfeat本多俊之最高でした。
あまりにも感激したので感想を書かせていただきます。
さすが大坂氏です。全曲オリジナルはダテじゃありません。
特に一曲目のソロ。唖然とするばかりです。
上手すぎて何をやっているのか分かりません。
速さとテクニックそしてメロディーの良さ。
505スタジオで大坂氏は何度も見ましたが
今回はベストに近いと個人的に思います。
それから本多氏との息の合い方も以外でした。
自分の頭の中では「大坂=本多」というコラボレイション
は今まで想像していなかったので。いずれにせよ
今年のスイングジャーナル誌の人気投票で
6回目の1位も確実でしょう。
幸せな時間を過ごさせていただきました。
それでは。失礼します。
追伸
ジャズに関するサイトをオープンしました。
セッションの掲示板も作ってしまいました。
一日で作ったのでまだ納得のいくものではないのですが
最新の情報を提供していきたいと思います。
[SITE]http://www.freepage.total.co.jp/dolphy/index.html