3月9日収録 4月13日(日)放送 4月18日(金)再放送
岡安芳明カルテット+ゲスト2ギター
岡安芳明g 釘宮正豪(まさひで)g 稲葉国光b 小原哲次郎dr
ゲスト:中牟礼貞則g 宮之上貴昭g


演奏曲目:
TM C Jam Blues
M1 The Song Of Delilah(ビクター・ヤング)カルテットで
M2 Blue'n Boogie(ディジー・ガレスピー&フランク・パパレリ)カルテット+宮之上
M3 On Green Dolphin Street(ネッド・ワシントン、ブロニスロウ・ケイパー)カルテット+宮之上
M4 My One And Only Love(ロバート・メリン、ガイ・ウッド)岡安+中牟礼
M5 黒いオルフェ(ルイス・ボンファ)カルテット+中牟礼
M6 St.Thomas(ソニー・ロリンズ)全員で
アンコール:I'll Rememmber April(ドン・レイ、ジーン・デ・ポール、パット・ジョンソン)全員で


セッション505,この番組のスペシャルセッション。日本を代表する4人のギターサミット。とくとお楽しみください♪

岡安芳明g
1962年7月12日東京生まれ、チャーリー・パーカーとウェス・モンゴメリーを聴きジャズを志す。 高校卒業後、宮之上貴昭氏に師事、23歳でプロ入り、1993年にPaddle
Wheel Labelより『Midnight groove』でデビュー。 その後、数々のアルバムを発表し、スイングジャーナル誌の
Readers Poll(ギター部門)で第2位である。
現在、自己のトリオで活動中。
岡安芳明は、フュージョン世代のあとに出現したギタリストの中でも、最もオーソドックスなスタイルを持つアーティストである。
しかし、そのことは彼の音楽が古臭いということではない。 彼のプレイの特色は、弦の響き、ギター本来が持つ音色の美しさを、最大限に生かしていることで、彼のフレージングはギミックを廃した、まことにシンプルなものだ。
そう、ケニー・バレルのもつブルースフィーリング、グラント・グリーンのシンプルシティを合わせ、そしてジョージ・ベンソンのコンテンポラリーなフィーリングを感じさせる男、それが岡安芳明だ。
彼は"自分自身の歌"をジャズの伝統的な語法の中で充分に表現できるアーティストだ。彼の歌 の中にはジャズのフイーリングがぎっちりと詰まっているが、それをこれ見よがしに見せびらかせたりはしない。彼の人柄のように滲み出てくる品格の高さ。
それが彼の音楽の聴き手に心地よいリラクゼーションを与えてくれる。
岡安芳明さん公認サイト
http://www.y-okayasu.com/

釘宮正豪(まさひで)g
1971年12月14日生まれ。神戸市出身。21才の時、バイト先のピアノバーでジャズと出逢う。
岡安芳明氏の1stアルバム「ミッドナイト・グルーブ」を聴いて感激し、その後同氏に入門。
好きなアーティストは グラント・グリーン、ケニー・バレル。現在、都内を中心に活動中。

稲葉国光b
八木正夫生トリオ、白木秀雄クインテット、日野皓正クインテット、鈴木宏昌トリオなどトップモダングループで活躍。
コンボからオーケストラまで幅広くこなし、近年ますます充実したプレイを展開している。
サド・メル楽団が来日した際、ベースのリチャード・デイビスのエキストラを見事に果たすなど、稲葉の卓越したテクニックや音楽性は他の追従を許さない。
1979年には 山本剛トリオのメンバーとしてモントルー・ジャズ祭に出演、国内のジャズ祭にも数多く出演し、好評を得、今なお精力的に活動している。
稲葉の重厚なサウンドと絶妙なベースワークは 常に観衆を釘付けにしている。

小原哲次郎dr
1941年(昭和16年)福島県生まれ。中央大学在学中、スイングクリスタル・オーケストラに所属し、全日本コンクール優勝。卒業後、加藤6でプロ入り。大野雄二3,管野邦彦3,今田勝3、山本剛3等のドラマーとして活躍した。
その間、ビリー・アーネスティン、アビー・リンカーン、アン・バートン、アーネスティン・アンダーソン、バーニー・ケッセル、ロレッツ・アレキサンドリア等との全国ツアーを経験。1979年には山本剛トリオでスイス・モントルージャズ祭に出演し、大喝采を浴びた。イギリスとスコットランドのジャズフェスに2年連続出演。現在は自己のグループの他、山本剛等、有力ジャズミュージシャンとのライブセッション、コンサート、レコーディングなどで活動。
上野のライブハウスGH9のオーナーでもある。通称「じろうさん」

ゲスト:中牟礼貞則g
1933年鹿児島県出身。1952年Jazz Guitar Playerとしてプロ入り。
以来、宮沢昭、渡辺貞夫、前田憲男、猪俣猛 他多くのグループに参加。磨き抜かれたハーモニーセンスと鋭い感性で独自のスタイルを持つ日本有数のギタリストで 全国に根強いファンも多い。
伝説の『銀巴里セッション』に参加されていた60年代初頭から40年以上に亘って活躍を続けている日本のジャズ・ギターの巨匠。若き日の渡辺香津美さんの師匠としても知られている。最近では自己のトリオを中心に活動。
最新作は『Remembrance』
メンバー:中牟礼貞則(g)、小杉敏(b)、江藤良人(ds)
プロデュース:Toshio Aoki エンジニアリング:Yasuo Morimoto ZESTレコードZR1002

ゲスト:宮之上貴昭g
東京都世田谷区に生まれる。10歳からギターを始め、 中学3年のときにウェス・モンゴメリーのレコードを聴きジャズに興味を持つ。都立武蔵高校在学中からバンドを組み演奏していたが、卒業後まもなく米軍横田基地の中の「N・C・O」クラブで、ジョー・デイビス(org)、ジェリー・
エディ(ds)のトリオ「ニュー・グループ」で3年間演奏する。同時に自己のカルテットで都内のライブハウスに出演するが、1977年に渡米し、ニューヨーク
で武者修業の後帰国、折からビル・エバンス(p)トリオで来日中だった今は亡き天才ドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズをゲストに、キングレコードから「ソング・フォーウェス」をリリース。メジャーデビューとなる。これを機に毎年次々にリーダー・アルバムを発表。中でもとりわけ、オルガンの第一人者ジミー・
スミスをゲストに加えた「タッチ・オブ・ラブ」(バップレコード)やライブ録音の「ウェス・モンゴメリーに捧ぐ」(キングレコード)、また、ストリングス・
オーケストラを加えてイージー・リスニングに仕立てた「フォクシー・アイズ」(東芝EMI)は特に有名である。1981年4作目のリーダー・アルバム「リヴィエラ」(コロムビアレコード)から自己のバンド名を「スモーキン」に決定
し、都内のライブハウスや全国でのコンサート、TVやFMの出演をはじめ、海外のジャズ・フェスティバル、コンサートで演奏活動を続け、現在に至っている。
1988年には、4年に一度、インドで行われるジャズ・フェスティバル「ジャズ・ ヤトラ」に日本代表として出演。また、中国・広州に渡り、レコーディングを通して
ジャズを教える。
1991年から6年間毎年、カリフォルニアの「モントレー・ジャズ・フェスティバル」
1992年、93年、オーストラリアのブリスベンで開かれた「クイーンズランド・ ジャズ・フェスティバル」
1993年から毎年2月にL.A.で開かれる「インターナショナル・ジャズ・ パーティー」に北村英治(cl)グループの一員として、またゲストプレイヤーとして出演し、ジャズの名プロデューサー、レオナルド・フェザー氏から絶賛される。
1993年6月には、ハワイ大学に招かれ「ハワイ・ジャズギター・ フェスティバル」に日本代表として参加した。
その後1999年から毎年ハワイに招聘され、現地でコンサートを開いている。
ピックを一切用いず、親指一本で豪快に弦を弾いて出る独特の宮之上の奏法は、 ウェス・モンゴメリーの流れの中にあってさらに発展させ、着々と自己のスタイルを確立している。
比類のないテクニック、歌心、その音楽性に、全国の熱狂的な信奉者は数多く、スウィング・ジャーナル誌の読者人気投票ギター部門では、20年以上、常にトップクラスにランクされている。(2002年度は2位)
彼の率いる「スモーキン」は4ビートの主流にしっかりと根ざしており、ハードバップを中心に、スタンダードからオリジナルまで、個性豊かなアレンジで熱く演奏し、全国に500名を超えるファンクラブ会員が在籍し、「スモーキン」の人気を証明している。国分寺に自己のジャズ・ハウス「きりきりぶらうん」を経営。週末にはライブがあり、宮之上の演奏目当ての熱心なファンで賑わっている。
宮之上貴昭さん公式サイト
http://www.miyanoue.net/