6月23日収録 FM8月18日(日) 8月23日(金)放送

宮間利之 ニューハード

リーダー・コンダクター:   宮間利之みやまとしゆき
バリトンサックス:      大野憲一郎
おおのけんいちろう
アルトサックス・クラリネット:海付 豊
うみづきゆたか
アルトサックス・クラリネット:今尾敏道
いまおとしみち
テナーサックス・ソプラノサックス:川村裕司
かわむらゆうじ
テナーサックス:       吉田 治
よしだおさむ
バストロンボーン:      岡田澄雄
おかだすみお
トロンボーン:        溝田 聡
みぞたさとし 片岡輝彦かたおかてるひこ
               三塚知貴
みつかともき
トランペット:        伊勢秀一郎
いせしゅういちろう 菊池成浩きくちなるひろ
               岸 義和
きしよしかず 竹田恒夫たけだつねお
               牧原正洋
まきはらまさひろ
ピアノ:           松本全芸
まつもとまさき
ベース:           増根哲也
ましねてつや
ドラムス:          坂田 稔
さかたみのる
ギター&アレンジ:      山木幸三郎
やまきこうざぶろう

演奏曲目:

TM Cジャムブルース デューク・エリントン作曲
ソロ:tp伊勢秀一郎

伊勢秀一郎

M1 Rockin' In Rhythm  デューク・エリントン作曲1931
躍動するリズムに乗って白熱のソロの応酬するデュークエリントンの代表作の一つ。軽快なスウィングナンバー。ウェザーリポートや大西順子も取り上げている。
ソロ:tp伊勢秀一郎〜tb溝田 聡〜cl今尾敏道〜cl海付 豊

片岡輝彦tb            溝田 聡tb

M2 Black and Tan Fantasy デューク・エリントン
「Black & Tan Fantasy」(黒と褐色の幻想)デューク・エリントン楽団が1929年に初録音した古典的な作品。このプリミティブな香りを持つ作品には愛、喜び、悲しみ、恐れ、怒り、叫び、ブルース、詩、ダンス、とジャズに必要な全てのエッセンスが凝縮されている。
ソロ:bs大野憲一郎〜tp岸 義和〜tb片岡輝彦

 
大野憲一郎

M3 Nutville ホレス・シルバー
ソロ:tb三塚知貴〜tp牧原正洋〜ts吉田 治〜p松本全芸〜ds坂田 稔
 
三塚知貴

 
M4 In A Sentimental Mood デューク・エリントン 1935
デューク・エリントン作曲のスローバラード デュークがコットン・クラブを舞台に活躍していた時期に書かれた曲 ブリッジ部分の転調などいつ聴いても新鮮に響く不思議な曲
歌詞はアービング・ミルスとマニー・カーツの共作。数あるエリントンの名曲の中でも、この上ないほど切なく美しいメロディーを持つ曲35年、母親の死による悲しみの中で書かれたという。 センチメンタルなムードで愛してもらうことの、夢見心地の喜びを歌っている。
ソロ:ts川村裕司

川村裕司
M5 A Love Supreme至上の愛(承認・決意・追求・賛美) ジョン・コルトレーン
60年代前半から半ばにかけて活動したマッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズを伴ったコルトレーンの「黄金のカルテット」が64年に録音した本作は、その黄金のカルテットの集大成盤ともいえる作品で、そのため同カルテットの最高傑作との呼び声も高い。4部からなる組曲形式になっていて、その後のコルトレーンに顕著となる宗教色も色濃い。とはいえ、それは特定の宗教とは関係なく、むしろ哲学的な問題に対するコルトレーンの立場を鮮明にしたものと考えたほうがわかりやすい。ともかく、あらゆる面において完成度の高い作品。
ソロ:ts川村裕司〜tp岸 義和〜p松本全芸〜ds坂田 稔〜tb三塚知貴〜as今尾敏道〜b増根哲也


M6 La Fiesta
 ラ・フィエスタ  チック・コリア
チックの「カモメ盤」として一世を風靡したアルバムの中の1曲。
ヴォーカル入りの前半とおなじみの「ラ・フィエスタ」とのスパニッシュ風メドレーで23分も続く4曲目のナンバー。
ソロ:ピッコロ大野憲一郎〜as海付 豊〜ss川村裕司〜ds坂田 稔
 

M7 Something Different 
チャック・マンジョーネ
tp牧原正洋〜as今尾敏道

M8 New Herd's Theme 山木幸三郎 ヤマキ・コウザブロウg


宮間利之の率いるニューハードは、日本のビッグバンドの中でも最も歴史が長く、海外の著名なジャズ祭の出演を通じて国際的にも高い評価を得ている。サウンド指向は、創設以来一貫してモダンジャズを守りながらも、更に、時代、ファッションの変化とともに、コンテンポラリージャズにも意欲的に挑戦し、この数年若手実力派ミュージッシャンが難関を経て入団している。

 
リーダーの宮間利之は、1921年千葉市で誕生。1939年、海軍軍楽隊に入団。「日向」「山城」「長門」「大和」など歴史的戦艦に乗り継ぎ、終戦を迎え戦後すぐジャズ界に入り、アルトサックス奏者として実力を発揮、1950年「ジャイブエーセス」を結成し、米軍クラブ等に出演。1958年、小羊の群「ニューハード」と改称し、コンサート活動・ラジオ・テレビ及びレコード界へと幅広く活躍しトップビッグバンドの地位を固める。

* 1969年 LP「パースペクティブ/ニューハード」ジャズディスク・大賞「特別企画賞」受賞
* 1970年 LP「天秤座の詩/ニューハード+佐藤允彦」日本ジャズ賞受賞
* 1970年 LP「四つのジャズ・コンポジション」芸術祭優秀賞受賞
* 1971年 LP「牡羊座の詩/ニューハード+富樫雅彦」日本ジャズ賞受賞
* 1972年  LP「邪馬台賦」芸術祭優秀賞受賞
* 1974年 モンタレー・ジャズフェスティバルに日本から初出演
* 1975年 ニューポート・ジャズフェスティバル出演
* 1977年 LP「オーケストレーン」がS.Jジャズディスク大賞・特別企画賞を受賞
* 1978年 南米国際親善公演
* 1982年 インド国際親善公演、ボンベイ・ジャズ・ヤトラ出演
* 1984年 東欧国際親善公演、南仏・ニースジャズ祭出演など世界のビッグジャズイベントに出演し絶賛を浴びる
* 1985年 宮間利之が第10回南里文雄賞を受賞
* 1987年―1992年 オールジャパンジャズエイド出演 
* 1993年 ニューポート・ジャズフェスティバルイン斑尾出演
* 1995年 宮間利之音楽生活50年!ニューハー結成45周年記念リサイタル
* 1996年 シリーズライブ開始 (第一回6月・第二回10月)
* 1997年 シリーズライブ   (第三回3月・第四回 9月)
* 1998年 シリーズライブ   (第五回3月・第六回10月)
* 1999年 シリーズライブ   (第七回2月・第八回11月)
* 2000年 シリーズライブ   (第九回3月)

宮間利之とニューハードの公式ホームページ
http://www1.plala.or.jp/newherd/


番組掲示板に寄せていただいた感想:

New Herd Live T.Kubo さん 投稿日: 6月24日(月)16時17分14秒
 6月7日、R's Art Court のNew Herd Liveに行きました。New Herdを聴くのは何十年ぶりかのことでした。ビッグバンドは何回聴いてもいいですね。これに刺激されて昨日の505セッションの収録にも行きました。立ち見者がたくさん出るほどの盛況でジャズファンの層の厚さにも感心しました。どの曲も素晴らしく迫力あるものでしたが、コルトレーンの至上の愛はやはり最高でしたね。確かにビッグバンドでこの曲が演奏されるのは珍しいと思います。もう少し司会者のトークもあっても良かったと思います。素晴らしいセッションをありがとうございました。はじめての書き込みでおもいつくまま書きました。では、
http://www.cosmonet.org/~bbs/gallery/newherd.html

宮間利之とニューハードについて 投稿者:S.Yamamoto さん 投稿日: 8月18日(日)23時44分40秒
京都からはじめまして。今日、セッション505聴きました。久し振りに日本のレギュラー・ビッグバンド「宮間利之とニューハード」が出演するということで、2カ月前から楽しみにしていました。演奏も期待以上で出来で、あっと言う間に1時間が過ぎました。セッション505と言えば、1978年に毎週土曜日にオンエアされていた「軽音楽ホール」という番組が「セッション78」としてリニューアルされて番組がスタートした時のことを思い出しました。当時は宮間利之とニューハードや原信夫とシャープス&フラッツ、高橋達也と東京ユニオン、森寿男とブルーコーツ、岡本章生とゲイスターズなどのレギュラー・ビッグバンドの演奏が年間かなりの本数でオンエアされていましたが、最近はほとんど取り上げられていません(若手のリハーサル・ビッグバンドはたまに取り上げられていますが)。これからもこいったレギュラー・ビッグバンドの演奏を取り上げていただければ嬉しいのですが。宮間利之さんは80歳で現役バンドリーダーとして指揮をとっていらっしゃるなんて、すごいではありませんか。