2004年7月 4日(日) 7月25日放送 7月30日(金)再放送

金子飛鳥デュオ + 1

金子飛鳥vl フェビアン・レザ・パネp 平野公崇sax

演奏曲目:
M1「Cジャム・ブルース」          D.エリントン作曲
M2「トネリコの樹のまわりで」          金子飛鳥・作曲
M3「名前のない日」               金子飛鳥・作曲
M4「ビトウィーン・ザ・スカイ&ザ・クラウズ」Between the sky and the clouds
                  ファビアン・レザ・パネ作曲
M5「アンジー」Angie           M.ジャガー&K.リチャーズ作曲
M6 「インパルス・オブ“リード・フェイズ”」Impulse of "Reed Phase" *ソプラノ
                       平原公崇・作曲
M7 「ウォーキン・アイズ」Walkin' Eyes      金子飛鳥・作曲 *アルト
M8 「アイ・ウィッシュ・ユー・ピース」I wish you peace 金子飛鳥・作曲 *バリトン
アンコール:「フェイド」 金子飛鳥作曲


金子 飛鳥 (KANEKO Aska) Violin, Vocal, 作編曲、作詞
4歳よりヴァイオリン、ピアノを学ぶ。'74年、ジュニア・フィルにてイギリス青少年音楽祭に参加。カルテット・コンクールで最優秀賞を獲得。75年から東京芸術大学音楽高校、78年から東京芸術大学にて学び、高校在学中よりプロとしての活動を始める。
  '84年「飛鳥ストリングス」を結成しレコーディングやコンサート活動を活発に行う。'87年、佐藤正治(Ds)、渡辺等(B)、塩谷哲(Pf)と「Adi」を結成しアルバム4作を発表する。
 '91年、「アジアの音楽家たちの出会いと交流」を目的にこの年からスタートした音楽祭「Asian Fantasy 1991」に世界的なタブラー奏者ザキール・フセインを迎え、色彩感に溢れた世界を繰り広げる。以来、この音楽祭の中心的な存在として優れた内容の公演を創り上げている。'92年、初のソロアルバム「Multi-Venus」を発表し大きな評価を得る。
 '93年、仙波清彦「HANIWA」の南アジア公演。'94年、坂田明(Sax)のプロジェクトによる中央アジア公演に参加し、各地で好評を博す。
 その後、仙波清彦(Perc)、塩谷哲(Key)、渡辺香津美(Gr)、山下洋輔(Pf) 、坂田明(Sax)、小曽根真(Pf)などとの共演。岩下徹(舞踊)との即興コラボレーション、ちあきなおみ主演の芝居「Song Days」の音楽制作と出演などを通し、益々注目を集める。
 '95年、「飛鳥ストリングス」の初アルバム「ASPHODEL」を発表する。この年、アジアの多彩な音楽ジャンルで活躍するミュージシャンたちにより編成された「Asian Fantasy Orchestra」初のアジア公演に音楽監督の1人として参加し、優れた楽曲を提供する。
  以後、ソロ活動を中心に、中馬芳子(ダンス・振付家) のプロジェクトのアメリカ・ヨーロッパ公演への参加。栗山民也の演出による音楽劇「ブッダ」の音楽監督。'01年には韓国が世界に誇る超絶打楽器集団「サムルノリ」のリーダー・金徳洙 (キム・ドクス /チャンゴ)とのコラボレーション。日本を代表する太鼓奏者・林英哲と金徳洙を中心に開催されたイベント「日韓音楽祭 2001」への参加。
Adi時代からの僚友・塩谷哲(Pf)プロデュースによるコンサート「塩谷 哲 + 飛鳥ストリングス <COOL CLASSICS>」('00, '01年/オーチャードホール)への参加等。さらに'自身をリーダーにフェビアン・レザ・パネ(Pf)、吉野弘志(B)、八尋知洋(Perc) からなる「ASKA UNIT」でのヨーロッパ・ツアー('00.?'02年)を行い、各地で大絶賛を博す。
 '02年1月、山下洋輔(Pf)がジャズと室内楽を融合させた「超室内交響楽」(東京オペラシティ)に出演する。5月、自身のユニットによる3回目のヨーロッパ公演を行い、地元の音楽ファンたちに再び好評を博す。6月 塩谷哲(pf)、8月 山下洋輔(pf)と横浜美術館グランドギャラリーにて飛鳥のデュオ・コンサートを行い、大好評を得る。7月、飛鳥のヴァイオリンを全面にフィーチャーしたソロ・アルバム「mother」(Universal Classic & Jazz)を発表、話題を呼ぶ。3月、横浜美術館ギャラリーコンサート、シリーズ3回目は18名編成の金子飛鳥ストリングスで出演。5月、フェビアン・レザ・パネとのデュオでローマ公演を行い、豊かな表現力と圧倒的な演奏力で繰り広げられるデュオは高い評価を得る。
'03年、6月?7月「Asian Fantasy Orchestra」アセアンツアーに音楽監督の1人として参加、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナム各国で公演を行い、各地共に大成功を収める。
 ソロ活動の他に、TVCM曲や他アーティストへの作編曲なども手がける他、飛鳥ストリングスを率いてコンサートや多数のレコーディングに参加するなど、日本を代表するトップ・ヴァイオリニストの一人として、多彩な活動を意欲的に展開、その卓越したテクニックに裏づけられた豊かな表現力、ジャンルを越えたしなやかな音楽性には世界的なアーティストとしての大きな可能性と拡がりを感じさせ、国内外から大きな注目と期待を集めている。
 2004年3月、3人の素晴らしいピアニスト「塩谷哲、フェビアン・レザ・パネ、山下洋輔」各氏を迎え、待望のデュオ・アルバム(新作)「ビットウィーンネス」を発表する。
公式サイト http://www.planet-arts.co.jp/aska/


フェビアン・レザ・パネ (Febian Reza Pane) Piano
 1961年東京生まれ。父はインドネシア人、母は日本人。83年東京芸大作曲科卒業。
 '86〜87年にかけて「海辺のサティ」他8枚のアルバム(ネオ・シック・シリーズ)およびソロ・ピアノ によるクリスマス・ソング集「What are you doing Christmas eve?」をリリース、ピアニスト・編曲家として注目を集める。大貫妙子、小野リサをはじめ多くのアーティストと共演、アルバム参加多数。92年ディック・リー作のミュージカル「ナガランド」では音楽監督も担当。この時リリースした イメージアルバム「ボイスネシア」でインドネシアのガムラン音楽の手法を取り入れた作風を表し、徐々に探究を深める。以後これまでに「ガネーシャの夢」「海の幻想曲」「ミンピ」等をリリース。「ガネーシャの夢」のメンバー(吉野弘志 bass、八尋知洋 perc)とはその後「ガネーシャン・トリオ」として長く活動を続けている。
 '01年、ソロ・ピアノによるアルバム「Sweet Radiance/甘美な光輝」をサイデラ・レコードよりリリース。古くはアルバム・デビュー以前から書き下ろし作品まで全29曲、国内では例を見ない3枚組での発売となった。 現在は各地でソロ活動を行う一方、金子飛鳥(violin)、中村善郎(vocal, guitar)、伍芳(中国古箏)とのコラボレーションなど、多彩な活動を続けている。2003年10月に最新ピアノ・ソロ・アルバム「Amphibious Consciousness I(両生類的意識)?Departure from a horizon(地平線からの旅立ち)?」をリリース、自己のレーベル「Amphibian」を立ち上げ「Amphibious Consciousness」をシリ?ズ化する予定。来春にはすでに続編の発売が決定している。
公式サイト http://www.ne.jp/asahi/hp/febrepa/


平野 公崇(ひらの まさたか:サクソフォン)
 正統派クラシックから、現代作品、即興、ジャズまで、幅広いフィールドを縦横無尽に駆け抜ける新しいタイプの実力派サクソフォニスト。
1970年神奈川県生まれ。東京芸術大学卒業後、パリ国立高等音楽院に入学、サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を最優秀の成績で卒業。在学中に J・M.ロンデックス国際コンクールを制し、日本人サクソフォニストとして初の国際コンクール優勝者となり、翌年フランス・ボルドーにおいて、オーケストラ・ナショナル・ボルドー・アキテーヌの定期演奏会でC.アベルのコンチェルト“It”を世界初演。Sud-Ouest紙の絶賛を浴びる等、華やかなフランスデビューを果たした。同年、パリでギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団とA・グラズノフのコンチェルトを共演している。
2000年6月にはコンテンポラリー作品と即興で構成された異色のデビュー・アルバム『ミレニアム』をリリース。翌年ジャズメンとのセッションを収録した『ジュラシック』発売後は、コルトレーン生誕35周年記念ライヴでジョージ・ガゾーン、森山威男らと共演した他、山下洋輔(ピアノ)や坂田明、清水靖晃(サクソフォン)渡辺香津美(ギター)、アキコ・グレース(ピアノ)、塩谷哲(ピアノ)といったジャズメンとのコラボレーションも多い。
 2003年、デビューアルバム3部作の完結編となる待望のクラシックアルバム、「クラシカ」をリリース。斬新な企画を産み続けるその活動は常に注目されており、昨年6月からは、三菱電機DCROSSで定期的にライヴを行っている他、2004年5月には、読売交響楽団と自作の共演も決まっている(日本テレビ系列、深夜の音楽会で秋放送予定)。
現在東京藝術大学、エリザベト音楽大学および尚美学園ディプロマコースで後進の指導にあたる。2004年4月より、洗足学園において日本初の即興講座を開設。
バンドジャーナル、パイパース連載中。(2004年3月現在)
公式サイト http://projet-m.hp.infoseek.co.jp/


最新アルバム:「ビットウィーンネス」/ 金子飛鳥 Betweenness  Aska Kaneko
1. トネリコの樹のまわりで (Roundabout the ash) [4:17]
  ・共演:フェビアン・レザ・パネ
・作曲:金子飛鳥・編曲:金子飛鳥&フェビアン・レザ・パネ
2. フェイド (Fade) [4:02]・共演:塩谷 哲 ・作編曲:金子飛鳥
3. Chiasma(キアズマ) [2:55]・共演:山下洋輔 ・作編曲:山下洋輔
4. 名前のない日(On a day unnamed) [6:42]
 ・共演:フェビアン・レザ・パネ ・作編曲:金子飛鳥
5. 風 の 谷 (Many snows ago) [6:18]
 ・共演:フェビアン・レザ・パネ ・作編曲:金子飛鳥
6. Never say enough(ネヴァー・セイ・イナフ) [8:15]
 ・共演:塩谷 哲 ・作曲:金子飛鳥 ・編曲:金子飛鳥 & 塩谷 哲
7. Between the sky and the clouds
(ビットウィーン・ザ・スカイ・アンド・ザ・クラウズ) [7:53]
 ・共演:フェビアン・レザ・パネ ・作編曲:フェビアン・レザ・パネ
8. Wild boar(ワイルド・ボアー) [3:58]・共演:山下洋輔・作編曲:金子飛鳥
9. Nymphe (水の精)   [3:08]・金子飛鳥ソロ ・作編曲:金子飛鳥
プロデュース: 金子 飛鳥 エンジニアー: 森本八十雄
録音: クレッセント・スタジオ(東京)2003年11月〜12月
2004,3/3 On Sale
PLAC-1001 ¥3000(税込)制作・発売元:有限会社プラネットアーツ
<MUSICIANS>
金子 飛鳥 Aska Kaneko (Violin, Vocal, Bowed Psaltery)
塩谷 哲・フェビアン・レザ・パネ Febian Reza Pane・山下 洋輔 (Piano)
<共演者のメッセージ>
〇 塩 谷 哲
金子飛鳥と演奏するといつもある感覚に襲われる。彼女がヴァイオリンを弾いていることを忘れてしまうのだ。つられて自分がピアノを弾いていることも忘れてしまう。つまり楽器がどうあれ、何か魂同士が無邪気に遊んでいるような感覚がその空間を支配する。特にデュオの場合はその感覚がそのまま音楽として表現されるから面白い。
 山下氏、パネ氏という素晴らしいピアニストと共にこのアルバムに参加できたことをとても光栄に思います。
〇 フェビアン・レザ・パネ
地球という星に、日本という国に、そして21世紀という今に共に生を受けていることの不思議さ。時に風になり、水になり、そして万物を超越した透明な存在になる美しい偶然性。飛鳥の音楽には全ての人の心を震わせる力がある。本物の自由がある。そして奏でる音には優美さとつややかさがあり、信じがたいほどのキャパシティの広さがある。これからもたくさんの新しい物語を共有できることを願っています。
〇 山下 洋輔
二曲参加させてもらった。「ワイルド・ボアー」は2001年にドイツのケルンでデュオで初演したもので、是非やりたかった。その日の昼間に美術館で見た絵のインスピレーションを、夜には曲にした飛鳥の才能の、記念碑的名曲だと思うからだ。あと一曲は、ぼくの旧作「キアズマ」で、これが飛鳥のヴァイオリンで全く新しい命を吹き込まれた。素晴らしいアルバムに参加できて、感謝している。

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会場にいらっしゃったかたの感想:
金子飛鳥デュオ+1 投稿者:冬ちゃん  投稿日: 7月 6日(火)20時03分57秒
金子飛鳥デュオ+1の収録に参加しました。ピアノとバイオリンだけの組み合わせを聴くのは初めてでしたが、本当に良いですね。音の行間と、魂と魂がぶつかり合うさまは、ゾクゾクするとともに、癒しのようなものを感じました。アンコール曲のフェイドも良かったので、夏のアンコール特集で是非お願いします。