「YAJIKITA on the road 」
岡山編@〜桃太郎伝説〜
2003年1月11日 第15回

【『♪桃太郎さん〜桃太郎さん・・・】
、私のなんとも可愛らしい??????お歌から始まった
『YAJIKITA on the road』
今週は“晴れの国、岡山”へと旅立ちます。
岡山と言えば――、“桃太郎”を思い浮かべるかたも多いかも。
日本で 一番良く知られている昔話「桃太郎」ですが、
日本全国に、桃太郎伝説が残っている場所は、なんと 20とも30とも言われています。
その中で、桃太郎伝説有力ベスト3にあげられるのは!
愛知県犬山…、香川県…、そして、ここ岡山県。
というわけで、取材に行ったのですが、
岡山の旅の道程中、様々な真実が明らかになったのです。
桃太郎には、知られざる秘密が存在した…!地元だけに伝わる桃太郎の本当の正体は?
果たして「桃太郎」は、実在の人物なのか?
「鬼」は、どれくらい怖い存在だったのか?
果たして、犬・猿・キジがお供に着いて行きたいほど「きびだんご」は美味しいのか?
そんなミステリアスな旅をお送りする
「YAJIKITA on the road 岡山・知られざる桃太郎伝説」
まずは…、岡山に伝わる桃太郎伝説を
岡山の文化、伝承なら何でも知っている、御年、84歳の生き字引
優しい目をしたおじいさま、岡山県立美術館顧問の神野力(かんのつとむ)さんに、お聴きしました。

* 大和朝廷から吉備の国へ派遣されたのが、吉備津彦…。これが桃太郎のモデル?
* その征伐の対象となったのが、温羅(うら)…。これが鬼のモデル?
* 地元には、この伝説にちなんだ名所・旧跡・地名などが残っている。「鯉喰神社」「血吸川」「鬼ノ城」「吉備津神社」
* そして、当時、吉備津周辺まで海だった…。
* 岡山は白桃が有名。
以上のことから、岡山が桃太郎伝説の地である、、という説が有力!
そして、神野さんのお話の中に登場した鬼がいた城、「鬼ノ城」へ足を運びました。

誰が鬼やら桃太郎やら けっこうな山道を登ってきて ちょっとバテ気味な木多プロデューサーの表情もうつろ、、

なんて見晴らしの良い 高台に位置している鬼の城 遠く四国も望めます
統治した人物も 日々 この素晴らしい景色に 民のおだやかな生活を眺めていたことでしょう

漫画のふきだし、、、みたいな雲を見つけ 大口開けるブロードバンド担当ドミンゴ近田
また、桃太郎のモデルとされる吉備津彦を祀る神社、
吉備津神社へも参拝しに行きました。



吉備津神社に伝わる縁起によれば、
吉備には温羅という鬼がいて人々を困らす悪さをしておったそうな。
このため孝霊天皇の皇子、吉備津彦命が征伐に行幸し
今の吉備津神社のあった所に陣を構え「鬼ノ城」に棲む温羅と対峙した。
命は得意の剛弓で矢を射るも温羅は山ほどの岩を次々と投げこれをことごとく落す。
矢の落ちたところに今も「矢喰の宮」が建つが、これはいかんと命は二本の矢を同時に射、
片や大岩に、残る一方が見事温羅の目に命中。どくどくと流れる血が「血水川」となった。
たまりかね、温羅は鯉に化け流れに身を隠す。それを見た命は鵜と姿を変え、
今の「鯉喰神社」のある場所でついに逃れる温羅を捕らえたという・・・。
あちこちにユニークな地名を残すこの温羅退治のの伝承と
民話として全国に語られる「桃太郎」の類似性から、
岡山が桃太郎伝説の舞台だと言われるようになりました。
吉備路 温羅伝説のページへ
http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/manga-momotaro/02.html
桃太郎は、吉備津彦で…、鬼は、鬼ノ城に住む、温羅…。
しかし、この伝説にちょっと待った〜とばかりに異を唱える方が登場します!
果たして、どんな伝説なのか?
逆説!桃太郎伝説
実は、鬼の温羅は、地元ではヒーロー!?
「逆説!桃太郎伝説」を
公務員の佐野誠さんと総社仕掛人まちづくり工房・難波誠さんにお話を伺いました。

サッカーチームを率いてる佐野さん チームのマークも温羅の顔 こんなところにも愛情を感じます
お二人曰く
* 温羅は、やさしくて、力持ちの地元のヒーローだった!
* 桃太郎こそが鬼!
* 吉備を争いから守るため、温羅は自ら首を差し出した。
* 大和朝廷は、吉備の鉄欲しさに攻め込んできた まさにこちらが地元の人々にとっては 敵だったのだ。
ふぅむ、なるほど。。。歴史というのは勝者の歴史。負けてしまったほうが最終的には悪者となって名を刻むことになる。
このとき鬼、つまり温羅が勝っていたら、桃太郎こそ悪者となっていたかも。
げに 歴史の真実をさぐろうとすることは 本当に興味深く面白いものです。。。
さて。
桃太郎のアイテムで忘れてならないのは、「きびだんご」きびだんごの研究所を発見!
密かに潜入します!
果たして、犬・猿・キジがお供に着いて行きたいほど「きびだんご」は
美味しいものなのか?
ココに岡山で買ってきたきびだんごがあります・・・う〜ん、美味しいけど、命を賭けてまでの美味しさではないような・・・。
本物のきびだんごとは?!を真面目に取り組んでいる研究所があったんです!
その名も!!!!!『津島きびだんご研究所』
この研究所は・・・・
岡山で生まれた桃太郎伝説にある「きびだんご」とはいったい何なんだろ?といった素朴な疑問から「ほんなら、きびだんごちゅうもんを作ってみようや」と軽い気持ちで設立した研究所!だそうです。
100%のキビによる団子の開発に成功!!!との情報を入手!
偶然にも?研究員とのコンタクトが取れたので、取材、そして、美味しいきびだんごを試食してきました。

↑たっぷりあったきび汁も 10人が食したあとに あ、写真撮らなきゃと気付いて ↑きなこだんごはパクパクほおばりました♪
きなこをまぶしてと、豚汁のなかに入れて、、と2通りの調理でつくっていただきました。
どちらも美味♪ きび本来のえぐみが消されて とても美味しいのですが、
作って30分が命。それ以降は 固くなり食べられなくなるのです。
あなたも 本物の「きびだんご」を食したい!と思ったら、
ここ「津島きびだんご研究所」をぜひぜひ訪ねてみてください。
http://www.tiki.ne.jp/~eintom/kibi.htm
(*もこ的・桃太郎伝説まとめ〜)
最後に総社仕掛人まちづくり工房・難波誠さんに桃太郎伝説を通じて、何を感じたらいいか、、をインタビューさせてもらった言葉がとても印象的だったので 聴いていただきながら 番組はエンディングへ。。。
人というのは 自分と違うもの、目の色・肌の色・体躯・・生き方、主義主張・宗教など違うもの 相容れないものを排除しようとする。
今の アメリカVSイラクの対立を見ても 感じること。
どちらが正義で どちらが悪、、ということは どちらの立場から考えるかで変わってくる。
桃太郎伝説は 勧善懲悪を唱える わかりやすい物語だけれど、その奥に隠された 人の性(さが)、真の平和というものを考えるのに格好の素材なのかも。
ものすごく、、、考えさせられました。
今 直面している危機。
あなたは どちらが 鬼で どちらが正義だと 考えますか。。。。?