「YAJIKITA on the road 」
秋田@〜秘湯・乳頭温泉はしご湯巡り〜
2003年4月19日 第29回

田沢湖 辰子の像
まだ雪深い秋田を訪ね、個性的な7つの湯がある乳頭温泉を紹介
新幹線「こまち」に乗って、まずは…、乳頭温泉の玄関口、「田沢湖駅」に降り立ちました。
この田沢湖は、水深423メートルと日本で最も深い湖なんですが、神秘の湖でもあるんです。
その『神秘の湖・田沢湖』で昔から伝わる悲しい物語、「たつこ姫伝説」を聞きました。
むかしむかし、田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、辰子というそれはそれは美しい娘が住んでいた。
あるとき、辰子は、その美しさと若さを永久に保ちたいと思い、ひそかに観音様に百日百夜の願をかけた。
そして遂に満願という夜に、「北に涌く泉の水を飲めば願いがかなうだろう。」というお告げをうけた。
辰子は、深い森の中の道をたどって行くと、苔むした岩の間に清い泉があった。
喜び、手にすくって飲んでみたが、なぜか飲む程に喉は乾き、ついには腹這いになって、泉も枯れるほど飲み続けた。
どれくらい時が過ぎたのか、気が付くと辰子は大きな龍に姿を変えていた。
そして、嘆き悲しんだ辰子は、田沢潟の主となって湖の底深く沈んで行った。
一方、辰子の母は、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の薪を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。この魚は 後にクニマスと呼ばれ、田沢湖にしか生息しない…。
さて、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎は、毎年秋の彼岸の頃、恋人の辰子に会うために田沢湖を訪れ、冬を共に過ごすため、主のいない八郎潟は冬の間凍りつき、
二人の龍神が住む田沢湖は冬でも凍らないのだという…。

ほんとうに美しい湖面 さざなみが日光にキラキラと反射
そんな辰子伝説が残る田沢湖…、この田沢湖の生き字引と言われる三浦九兵衛さんにお会いし、歴史などをお伺いしました。
◎ このような悲しい歴史があったからこそ、手付かずの開発されない自然が残った。
◎ 戦争のキズで…魚「クニマス」がいなくなった。
4月に入っても、背より全然高い、4メートルの高さの雪が残る秋田・乳頭温泉…。
乳頭温泉郷の七つの湯、「白い温泉」「赤い温泉」「透明な温泉」「湯花の浮く温泉」「ベージュ色の温泉」など個性溢れる温泉をはしごで 全部!まわっちゃいました。
*はしごしたルート
休暇村田沢湖温泉―黒湯温泉―孫六(まごろく)温泉―大釜温泉―蟹場温泉―妙の湯温泉―鶴の湯温泉

休暇村田沢湖温泉 黒湯温泉
ホテルも清潔で広々 湯船も広くて気持ちイイ♪ 冬期間は あまりの雪深さに閉鎖されている黒湯 まさに秘湯中の秘湯!
黒湯温泉を上から眺め、続いて孫六温泉へ向かって ひたすら雪中行軍の我々 4月、、だよねぇ
ピンクのゴム長がキュートですぅ♪
まずは…、「山の薬湯」と呼ばれる湯治場として風情を最も残している「孫六温泉」からチャレンジ〜放送でレポートしてます♪
(お湯に入って喋るのに忙しかったので、写真が残っていません。。。。ごめんなさい。)露天が川の流れに面していて、とっても開放的!せせらぎの音って癒されるなぁ

大釜温泉
乳頭温泉小学校 大釜分校、、となっているのには、訳があります。
昭和52年(1977年)前の建物が焼失してしまい、予算の関係で 秋田県内本荘市の子吉小学校の廃校舎を譲り受けて ここに移築したのです。この木造校舎のイメージを大切にしていて、新建材をなるべく使わず、杉材で改築、職員室、、や給食室、、といったプレートが残されているのも なんだかノスタルジック。

大釜温泉の門柱の後ろには 学校の雰囲気で二宮金次郎の像があるのですが、このお顔、、、どうみても仏像じゃありません???

蟹場温泉 がにば
ここの露天は最高の風情でした!混浴なんだけど、夜にはライトアップもされて残雪にけむる湯煙が なんともロマンチック♪

妙の湯温泉 たえのゆ
ここは女性に人気。乙女が心惹かれる演出がそこかしこにあって素敵。洋室ダイニングもあるので、正座が苦手な人も安心ね
お湯も「金の湯」「銀の湯」と泉質も違うさまざまな露天があります

このあと、いよいよ、乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持つ、「鶴の湯」へ! お湯も観たい人はこちらへ

本陣、、とあって歴史を感じる佇まいに まずは見とれます 遠赤外線たっぷりの炭火で焼いた 世にも美味しいイワナ 骨酒でもいただきました♪

山の幸がふんだんに使われた料理は日本酒が進む!
「鶴の湯」は秋田藩の湯治場として開けた乳頭温泉の中で最も古い宿。昔は殿様専用の温泉で、茅葺き屋根の長屋風の建物は本陣で、警護の武士が待っている所だったんです。
湯小屋には、男女別に白湯と黒湯の2種類の泉質の温泉があり、混浴露天風呂の奥にも男女別の中の湯という泉質の違う温泉の湯小屋があります。
結論: 乳頭温泉郷 いずれも ほぉぉんとに 良い〜〜〜〜お湯です。
乳頭温泉湯めぐり、、、実際に歩いて廻って 楽しんでいらっしゃる方々に 何人もお会いしました。
一度訪れると、必ずとりことなってしまう 魅力いっぱいの温泉郷なのですね。
7つの温泉が それぞれ実に個性的!春夏秋冬、それぞれの季節の良さがあります。また行きたい。両親連れていきたい。
ここで の〜〜んびり 長逗留して湯治したいもんですな。
「秋田こまち」「ハタハタ」「とんぶり」「いぶりがっこ」「きりたんぽ」…その「きりたんぽ」にも
かかせないのが!!!日本一と呼ばれる鳥!「比内地鶏」なぜ、そんなに美味しいのでしょうか?
美味しい「食」の為ならこの「小川もこ」…、徹底的に「比内地鶏」の謎を追求しました。
ジュッ〜〜〜〜と炭火で日本一の比内鶏の串焼きを食べながら日本酒を…。思い出しただけでも、よだれもんです…。
秋田県の北部、奥羽山脈の麓で育った日本一と言われる「比内鶏」。
薩摩鶏、名古屋コーチンと並んで日本三大地鶏として知られています。
原種となる「比内鶏」は、学術的にも価値が高いことから昭和17年に国の天然記念物として指定され、自由に食用することが出来なくなりました。
のちに比内鶏のオスとアメリカ原産の「ロードアイランドレッド」のメスをかけ合わせて誕生したのが現在の「比内地鶏」なんです。

ここの放牧場で元気に走り回っているのは みんな女の子ちゃんの比内鶏たち
産み落としたばかりの卵があちらこちらに わぁ〜〜〜♪あったかい

お土産にもらってって、朝、ホテルの朝食時にいただきました。ぷりっと盛り上がり、色の濃いぃ美味しい地卵♪
その美味しさの秘密を探るべく、「秋田比内や」という比内地鶏を生産している工場へと向かい、工場長の柳沢さんにお話を伺いました。
このあと、「秋田比内や」の加工工場へと潜入。常務の柳沢久美子さんにお話を伺いました。
【秋田比内や 加工工場】
比内鶏取り組む方たちの姿、そして、その苦労は分かりました。
次は、比内鶏の歴史を学ぼうと思い、「山田記念館」へと足を運びました。
「山田記念館」とは、日本鶏の権威者であった、故山田定治氏の「鶏」によせた熱意と功績をたたえるためにつくられました。中には、史資料が展示され、種の保存と繁殖を図っています。
「山田記念館」の関口館長に比内鶏の歴史、山田定治氏の功績、保存会のお話を伺いました。
【山田記念館】
「比内鶏」が日本一と言われる所以がなんとなく…、いや、おぼろげに…、いやいやはっきりと分かった気がします…。この思いを確実のモノにするには、やはり、試食しなければわかりませんよね。
そこで、日本初の比内地鶏専門店「秋田比内や・大館本店」へお伺いし、比内地鶏を堪能させて頂きました。
【秋田比内や・大館本店】
比内地鶏ステーキ
油のノリが全然違う!皮がぱりっと、肉質しっかり、でも固くない。
。。。噛みしめるほどに 口内にほとばしる肉汁、、うぅん〜ジュ〜シィ〜〜♪ほんのり甘みも感じます
写真にはありませんが、 比内地鶏と卵をふんだんに使った「親子丼」これが まぁあなた!!!世界一の味でございました。
卵の味が濃い!とろっっととろける黄金のたゆたいに 香ばしい地鶏が 実にマッチして あぁ、、、、涎が、、、。
この親子丼を食べるためだけでも、大館に行きたい!と思います。
でも、この「比内や」さん 続々と 全国に店舗展開中。 先日、銀座で見つけてしまいました。
案外、あなたの街の近くでも この絶品の味を食す機会があるかも。
是非是非 ぜひ!食べて その違いを 自分の舌で感じてみてね〜〜〜!!
結論:
比内地鶏は 秋田が世界に誇る 確かに 素晴らしいものであった♪素晴らしい自然と 土地の達人たちに育まれた 宝でござる。